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39日目 5月19日(火)の旅日記 1 2009.05.22
往路 起床から縄文杉まで
移動距離24km(徒歩)
GPSログは山間部だったためまともに取れず。
ガーミンがうらやましい。
04時起床。
雨、後晴れ。
縄文杉登山の日。
予報では今日までは晴れるということで、天候の心配はしていなかったのだが、朝起きてみたら、かなりの強さの雨。
さすが屋久島。
さすが雨男。
昨日Aコープで買い込んでおいたどん兵衛を朝食に食べて、05時前にはキャンプ場を徒歩で出発。
最寄のバス停まで十数分程度、夜明け前の雨の中を歩く。

事前に調べておいた荒川登山口行きのバスの始発は、05時34分。
しかしバス停に着くと、定刻よりも20分近く早かったにもかかわらず、バスが到着。
しかもほぼ満員。
どうやら登山客が多いためバスを増発しているようだ。 九十九折れの山道を1時間近くバスに揺られ、終点の荒川登山口には06時過ぎに到着。
到着してその人の数に驚く。
車同士の離合が困難なくらいの細い山道のずっと奥にもかかわらず、とにかく人、人、人。
途中の山道にも、少しでも余裕がある場所には路駐の車が列を成していて、妙だとは思っていたけど、まさかこれほどの人出とは。
体感的には、日曜午後の栄近辺とそれほど変わらないくらいの人口密度だと思う。
宮之浦や安房といった、屋久島の市街地よりもずっと人が多い。
雨宿りしようにも、屋根のある場所には例外なく人がみっしり詰まっているし、トイレは大行列だしで、出端からうんざり気味。
登山届けを入れるボックスにも、用紙がはちきれんばかりに詰め込まれていて、もうこれ以上押し込むことができなかった、というか口から用紙がはみ出しているような状態。
06時20分、登山口を出発。
といっても、前にも後ろにも人がいるので、ただ並んで前の人についていくだけ。
雨がひどくてカメラを出すにも気を遣うし、そもそも写真を撮っていたら後ろがつかえてしまうので、往路はあまりゆっくり撮影することができなかった。
行程の前半分はトロッコ軌道を延々歩き続ける。
単調でつまらないと言う人が多いけれど、素掘りのトンネルがあったり、橋があったりと、森林鉄道好きにはたまらないであろう景色が続く。

ただやはり雨と人ごみでじっくり眺めている余裕がないのが残念。
08時30分、トロッコ軌道の終点に到着。
ここからは大株歩道という登山道に入り、縄文杉までは登りが続く。
とはいっても、木で階段が作ってあり、それほど困難な道というわけでもない。

09時、翁杉到着。

苔や着生植物が生い茂っいて、確かに翁といった印象の杉。
このあたりから先は、きれいな苔に覆われた木や岩が多くなる。


翁杉から5分ほどでウィルソン株に到着。
ここもかなりの人出。
撮影も株の中に入るのも、列に並んで順番待ち。

ウィルソン株は予想していたよりは小さく見うけられたものの、やはり内側に入ってみるとかなりの大きさがあるのがわかる。
内側の洞に入ることができる巨樹というと、ほかに木曽の藤屋洞のトチに行ったことがあるけれど、それに較べてもかなり大きい。
そういえばウィルソン株の内側から株の断面を見上げるとハート型に見える、という宣伝を最近行っているらしく、街中のポスターでよく見かけた。
登山客のうち、若い女性がかなりの割合を占めているのも、この宣伝の効果なのだろうか。
また株の中にきれいな湧き水が沸いていて、飲むことができた。
屋久島の水は軟水というし、この水でコーヒーを淹れることができたらおいしいだろう。
コーヒーセットを持ってこなかったことが少し悔やまれる。
09時50分、大王杉到着。

縄文杉が発見されるまで最大の屋久杉と言われていた杉。
苔むした根と、そこからまっすぐ上へ伸びた白い幹が対照的だった。
大王杉から数分で夫婦杉へ。

完全な連理杉で、左右の株が一本の枝で繋がっている。
連理の木は各地にあるけれど、これほどの大木で見るのは初めて。
このあたりは苔むした巨大な切り株がごろごろしていて、切り株更新が見られる株もあった。

大きな屋久杉の大半は高級木材として、ずいぶん以前に伐られてしまったらしい。
今残っている屋久杉は、木材としては価値がないと判断されたものばかりとのこと。
10時22分、ついに縄文杉に到達。
片道4時間かかったので、ほぼ標準的なペースで進むことができたことになる。

さすがに大きい。
うねる幹と白い樹皮のため神々しく見えるが、不思議と荒々しさや人を拒むかのような峻厳さは感じられない。
聖老人という喩えがまさにしっくりくる、そんな樹だ。
巨樹好きとして、ここへは一度は訪れてみたいと思っていた。
感無量。
せっかくなのでここで、家を出てからずっと温存してきた秘密兵器、30mmf1.4単焦点レンズを引っ張り出してみた。
いままで使ってきたf2.8ズームも小生には過ぎたレンズだけど、こちらはさらにシャープな写り。

ただ展望テラスの限られた位置からの撮影しかできないので、構図が限られてしまうのが残念といえば残念。
テラス上には人が一杯だったので、一通り撮影したら退散することに。
今日の込み具合はまだそこまでではなかったものの、「テラス上では立ち止まらないでください」という掲示がしてあって、GW中は恐ろしい混雑ぶりだったのだろうなと想像。
後半へ続く
移動距離24km(徒歩)
GPSログは山間部だったためまともに取れず。
ガーミンがうらやましい。
04時起床。
雨、後晴れ。
縄文杉登山の日。
予報では今日までは晴れるということで、天候の心配はしていなかったのだが、朝起きてみたら、かなりの強さの雨。
さすが屋久島。
さすが雨男。
昨日Aコープで買い込んでおいたどん兵衛を朝食に食べて、05時前にはキャンプ場を徒歩で出発。
最寄のバス停まで十数分程度、夜明け前の雨の中を歩く。

事前に調べておいた荒川登山口行きのバスの始発は、05時34分。
しかしバス停に着くと、定刻よりも20分近く早かったにもかかわらず、バスが到着。
しかもほぼ満員。
どうやら登山客が多いためバスを増発しているようだ。 九十九折れの山道を1時間近くバスに揺られ、終点の荒川登山口には06時過ぎに到着。
到着してその人の数に驚く。
車同士の離合が困難なくらいの細い山道のずっと奥にもかかわらず、とにかく人、人、人。
途中の山道にも、少しでも余裕がある場所には路駐の車が列を成していて、妙だとは思っていたけど、まさかこれほどの人出とは。
体感的には、日曜午後の栄近辺とそれほど変わらないくらいの人口密度だと思う。
宮之浦や安房といった、屋久島の市街地よりもずっと人が多い。
雨宿りしようにも、屋根のある場所には例外なく人がみっしり詰まっているし、トイレは大行列だしで、出端からうんざり気味。
登山届けを入れるボックスにも、用紙がはちきれんばかりに詰め込まれていて、もうこれ以上押し込むことができなかった、というか口から用紙がはみ出しているような状態。
06時20分、登山口を出発。
といっても、前にも後ろにも人がいるので、ただ並んで前の人についていくだけ。
雨がひどくてカメラを出すにも気を遣うし、そもそも写真を撮っていたら後ろがつかえてしまうので、往路はあまりゆっくり撮影することができなかった。
行程の前半分はトロッコ軌道を延々歩き続ける。
単調でつまらないと言う人が多いけれど、素掘りのトンネルがあったり、橋があったりと、森林鉄道好きにはたまらないであろう景色が続く。

ただやはり雨と人ごみでじっくり眺めている余裕がないのが残念。
08時30分、トロッコ軌道の終点に到着。
ここからは大株歩道という登山道に入り、縄文杉までは登りが続く。
とはいっても、木で階段が作ってあり、それほど困難な道というわけでもない。

09時、翁杉到着。

苔や着生植物が生い茂っいて、確かに翁といった印象の杉。
このあたりから先は、きれいな苔に覆われた木や岩が多くなる。


翁杉から5分ほどでウィルソン株に到着。
ここもかなりの人出。
撮影も株の中に入るのも、列に並んで順番待ち。

ウィルソン株は予想していたよりは小さく見うけられたものの、やはり内側に入ってみるとかなりの大きさがあるのがわかる。
内側の洞に入ることができる巨樹というと、ほかに木曽の藤屋洞のトチに行ったことがあるけれど、それに較べてもかなり大きい。
そういえばウィルソン株の内側から株の断面を見上げるとハート型に見える、という宣伝を最近行っているらしく、街中のポスターでよく見かけた。
登山客のうち、若い女性がかなりの割合を占めているのも、この宣伝の効果なのだろうか。
また株の中にきれいな湧き水が沸いていて、飲むことができた。
屋久島の水は軟水というし、この水でコーヒーを淹れることができたらおいしいだろう。
コーヒーセットを持ってこなかったことが少し悔やまれる。
09時50分、大王杉到着。

縄文杉が発見されるまで最大の屋久杉と言われていた杉。
苔むした根と、そこからまっすぐ上へ伸びた白い幹が対照的だった。
大王杉から数分で夫婦杉へ。

完全な連理杉で、左右の株が一本の枝で繋がっている。
連理の木は各地にあるけれど、これほどの大木で見るのは初めて。
このあたりは苔むした巨大な切り株がごろごろしていて、切り株更新が見られる株もあった。

大きな屋久杉の大半は高級木材として、ずいぶん以前に伐られてしまったらしい。
今残っている屋久杉は、木材としては価値がないと判断されたものばかりとのこと。
10時22分、ついに縄文杉に到達。
片道4時間かかったので、ほぼ標準的なペースで進むことができたことになる。

さすがに大きい。
うねる幹と白い樹皮のため神々しく見えるが、不思議と荒々しさや人を拒むかのような峻厳さは感じられない。
聖老人という喩えがまさにしっくりくる、そんな樹だ。
巨樹好きとして、ここへは一度は訪れてみたいと思っていた。
感無量。
せっかくなのでここで、家を出てからずっと温存してきた秘密兵器、30mmf1.4単焦点レンズを引っ張り出してみた。
いままで使ってきたf2.8ズームも小生には過ぎたレンズだけど、こちらはさらにシャープな写り。

ただ展望テラスの限られた位置からの撮影しかできないので、構図が限られてしまうのが残念といえば残念。
テラス上には人が一杯だったので、一通り撮影したら退散することに。
今日の込み具合はまだそこまでではなかったものの、「テラス上では立ち止まらないでください」という掲示がしてあって、GW中は恐ろしい混雑ぶりだったのだろうなと想像。
後半へ続く
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