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69日目 7月1日(水)の旅日記 2009.07.04

Tag [旅日記]
※6月30日(火)の旅日記 以降の記事に画像を追加しました(7月5日)

走行距離207km
本日の行程はこちら(山形市でバッテリ切れ)

04時起床。
やはり腰が痛くて目が覚める。
車内泊では1時間おきに目が覚めてしまい熟睡は無理だ。

昨日の晩に買い込んでおいた弁当を朝食にして、今日の予定を再確認。
ブログの記事を2時間程推敲した後、6時48分出発。

天候はほぼ一日中雨。
走っていてもガラスが曇ってきてしまうので、時折ふき取りながらの運転。
国道113号から県道51号へ入る。
まっすぐ山形市に向かうにはそのまま国道を走ったほうが早いのだが、それだと山形県立図書館の09時開館よりもずいぶん早い時間についてしまう。
折角ここまで来たのだからと、寄り道をして蔵王方面へ立ち寄ることに決めた。 蔵王への道の途中にある遠刈田温泉の壽の湯に入り、固まった体をほぐしていく。
IMG_1781.jpg
街中にある共同湯で、木造の赴きある建物。
温泉は黄土色がかった色で、ナトリウム・カルシウム硫酸塩塩化物泉とのこと。

県道12号、通称蔵王エコーラインを西に進み、蔵王山頂を目指す。
ヘアピンカーブがしつこいほど繰り返される急な峠道で、運転しながら酔いそうになった。
晴れていれば眺めはよいのだろうが、今日はあいにくの雨。
山の上のほうもガスがかかってしまって展望はよくなかった。

途中のコマクサ平からの眺め。
IMG_1796.jpg
展望台が文字通り断崖絶壁に突き出していて、見ているとふらふらと吸い込まれそうな錯覚に陥る。
高所恐怖症の気はないものの、谷底を注視するのは危険だと思い、手早く撮影を済ませて車に戻る。

その先の有料道路蔵王ハイラインで山頂まで登る。
数kmしかないのに、通行料は520円。
きっとお釜の見学料込みということなのだろう。
しかし肝心の山頂付近は、寒い上に横殴りの風雨で、とてもゆっくり見学できるような状態ではなかった。
気温は10度ほど。
長袖を着ていても寒い。
風が強すぎて傘をさそうとすると裏返ってしまう。
そもそも傘をさす意味がないくらいの雨。
このままでは風邪を引きかねないので、写真を撮ったらさっさと車に戻って、蔵王を下ることに。
IMG_1806.jpg
やはり520円はちょっともったいなかったかもしれない。

エコーラインをそのまま西へ下り、山形市方面へ。
国道13号、112号を北上して市街地を目指す。
山形市内は複雑に道路が入り組んでいる上に、異様に一方通行が多い。
おまけに共通利用できる駐車場が少なく、車を停めるまでに1時間近くも市街地をうろうろする羽目になった。

山形県立図書館は遊学館という複合施設の一角にあり、1階が図書、2階が新聞雑誌、地域資料という2フロア構成。
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長野図書館と同じく、インターネット予約した本を市町村立図書館で受け取れるというサービスを行っており、概要について担当者に話を聞くことができた。
それによると、ネットで在架の本に予約をかけた場合、予約ステータスがOPACに反映されるのが、その日の夜なのだそうだ(おそらくネット予約分は、夜に一括してデータ変更している)
そのため、それまでに直接来館した利用者がその本の貸し出しを希望した場合は、必然的にそちらが優先される。
予約の入った本は翌日の朝に集荷され、週1回の定期便で市町村立図書館へと配達されるとのこと。
またこれまでにあったトラブルは、主にメールの不達に関するものだそうで、在架予約に伴う優先権の問題はそれほど目立っていないようだ。
見たところ配架も行き届いているようだし、予約の入った本が行方不明になるということも少ないのだろう。
ちなみに苦労した駐車場は、県営の駐車場に停めればチケットがもらえるそうだ。

山形県立図書館から程近いところにある、旧山形県庁舎、通称文翔館を見学。
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イギリス・ルネサンス様式の壮麗な建築で、設計はジョサイア・コンドルの弟子である田原新之助。
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1986年から10年間にも及ぶ復原工事を経て、かなり詳細な部分まで落成当時の状態が再現されていた。
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特に天井の漆喰細工がすばらしい。
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時計塔は内部機構まで当時のまま修復されていて、現在でも職人が手作業で重錘の巻上げを行っているとのこと。
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某市庁舎も見習ってもらいたいものだ。

平面図は名古屋市の市政資料館にそっくりで、中庭はオープンテラスになっている。
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また喫茶室が用意されているところも同様。

旧県庁舎の隣に位置するのが、同時期に竣工した県会議事堂。
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もともと議事堂だけでなく、公会堂としても使用されることを前提とされた設計で、現在でも演劇や演奏会に使用されているそうだ。
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山形市内にはこの他にも古い建築が随所に残っていて、できればもっと時間を掛けて見学したかった。
中でも国道112号沿いにある個人所有の某病院建築は、おそらく大正時代に作られたもので、内部まで創建当時のまま今でも現役で使用されているようだった。
所有者の方と交渉はしてみたものの、見学および写真の撮影は一切できないとのこと。
非常に残念。

降り止まない雨の中、国道286号を東へ走り、宮城県仙台市方面へ。
山形でゆっくりし過ぎてしまったが、できれば今日中に宮城県図書館の見学まで行いたかった。

なんとか日没には間に合い、16時過ぎに宮城県図書館着。
この図書館の建物は、現代芸術の美術館のような非常に前衛的な建築だった。
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完成は1998年とのことなので、これでも10年以上たっていることになる。

内部の撮影も許可が下りたので、一時間ほどゆっくりと撮影を行った。
内外ともに、アルミ地と黒を基調としており、随所に曲線を取り入れたデザイン。
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天井は高く、うねるような曲線を描いていて、随所に天窓がある。
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平面図は東西に細長く、入り口は東の端。
ウナギの寝床のようで、一番奥までアクセスするのが大変だと思う。
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1階がAVコーナー。
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2階が児童室。
IMG_2079.jpg
児童室は吹き抜けの中空に浮かんだような構造になっていて、非常に風変わり。
正面の長い階段の他、裏手のエレベータからアクセスできるが、知らない人には分かりにくいだろう。

あたりまえだが、中はわりと普通。
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おはなしコーナー。
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絵本の配列は、絵を描いた人順に並べられていた。
IMG_2074.jpg

3階が一般図書・新聞・雑誌のコーナー。
IMG_2067.jpg

書架まで珍しいアルミ無垢で、建物のデザインと調和しており、細部までデザイナのこだわりを感じさせる。
IMG_2057.jpg
ただ配架はかなり詰め込まれている印象で、特に上下方向の余裕が少ないのが気になった。
IMG_2065.jpg
ちなみに蔵書数は図書65万冊、定期刊行物19000タイトルとのこと。

今日は道の駅おおさとでまたしても車内泊。
明日こそは足を伸ばして眠りたいと願いつつ。

そういえばビートのエンジンルームから時折妙な異音がするようになった。
原因はおおよそ予想がつくので、雨が止んだら修理をしなければ。
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