※8月5日(水)の旅日記以降の記事に写真とログデータを追加しました。(8月9日)
走行距離106km
本日の行程はこちら(札幌から小樽まで)
05時起床。
晴れ時々曇り。
夏らしい陽気だったが、30度は無かったと思う。
愛知県で言うなら5月くらいの気候だろうか。
湿度が低いので快適。
朝目が覚めてから朝食の時間まで、ブログの記事作成と、いただいたコメントへのレスを書く。
昨夜は珍しく高カロリーのものをたくさん食べたので、朝食は少なめに。
出発時の荷の積み込み作業に相変わらず手間取って、08時38分、ようやく行動開始。
新しいオイルに、新しいタイヤ!
以前とはエンジンの吹け上がりも、ステアリングの応答性も違う。
それだけで運転が楽しくて仕方ない。
動いてる、動いてる、いいなーわっくわくするなー♪(新キャラっぽく)
プラグも交換すればさらに楽しくなりそうな予感。
というか本当は違いが体感できるほど、ギリギリまで交換をケチってはいけない。
危ないから。
国道5号線を西へ走り、小樽方面へ。
北海道らしくない信号の多い道で、渋滞というほどではないものの、流れはよくなかった。
道道1号を使って定山渓から迂回したほうが快適だったかもしれない。
09時53分小樽到着。
事前に調べておいた旧日本郵船小樽支店の建物を見学。
入館料が300円かかるものの、落ち着いた雰囲気で非常に好印象。
建物はジョサイア・コンドルの弟子、佐立七次郎の設計によるもので、明治36年(1906)完成。
工法は煉瓦造ではなくて石造だそうだ。
ちなみに竣工後すぐに、二階の会議室で日露戦争のポーツマス条約による樺太国境画定会議が開催されている。
噴水越しに建物正面を望む。
玄関を横から。
営業室のタングステン電球。
独特の温かみのある光。
正面の窓を内側から。
二階の貴賓室。
貴賓室の天井は、漆喰に水色で彩色されている。
国境画定会議が開催されたという会議室。
小樽にはこの他にも、古い建築が多数残されているようなので、折角なので自転車で一回りしてみることにした。
こちらは辰野金吾による日本銀行小樽支店で、明治45年(1912)完成。
高台から小樽港を見下ろす。
本当にいたるところに古い建築があって、ゆっくり見ていたらとても一日では周りきれない。
よほど小樽で宿を取ろうかと思ったくらいだが、すでに相当な人ごみだったので、おそらく当日で泊まれるところはなかっただろう。
小樽海浜公園がキャンプ禁止になったのがつくづく痛い。
しかも小樽は西洋建築だけでなく、鉄道関係でも旧手宮線跡をはじめとして見所がたくさん。
市内に残っている旧手宮線跡。
手宮駅跡は現在小樽市総合博物館として整備されていて、鉄道車両が多数展示されている。
この博物館だけでもできれば一日かけて見たかったくらい。
構内にはターンテーブルや煉瓦造りの扇形機関車庫まで残っていた。
小樽は本当に見所が多すぎて、それぞれに時間を掛けて散策ができなかったのが悔やまれる。
もし次に北海道に来ることがあったら、小樽に宿をとってじっくり見学していきたいと思う。
後ろ髪を引かれる思いで小樽を後にして、国道229号を西に向かい積丹半島へ。
国道沿いの港にあった不思議な形の岩。
恵比須岩と大黒岩というらしい。
そのうちぽっきり折れそう。
今日は無料の野塚野営場で宿泊。
災害後の避難所みたいな混み具合で、数mの間隔で数十基のテントがひしめいていた。
まあ一晩泊まるだけだから、我慢しよう。
今日は小樽に予想以上に時間をかけたせいで、結局羊蹄山まで行くことはできなかった。
明日は神威岬を見てから羊蹄山を目指したい。
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104日目 8月5日(水)の旅日記 2009.08.08
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