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107日目 8月8日(土)の旅日記 2009.08.11

テーマ:北海道 - ジャンル:旅行 Tag [旅日記]
走行距離56km+徒歩10km
本日の行程はこちら

05時起床。
曇り時々晴れ。
夜を明かした湯の沢水辺公園は山間にあるため、明け方には冷え込んだ。
おかげで雨は降らなかったにもかかわらず、やはり結露と朝露でテントはびしょびしょに。
今日は、19時過ぎに函館港を出発するフェリーに間に合えばいいので、急がずあわてずコーヒーを入れながらゆっくりとテントを乾かした。
IMG_5049.jpg



09時行動開始。
まずは北斗市郊外にある松前藩戸切地陣屋跡を見学。
1855年に松前藩が築いた西洋式の城砦で、構造的には東の角に砲座を配置した四稜郭といえる。
IMG_5055.jpg

北海道上陸初日に見学した函館四稜郭よりもかなり大規模な城砦で、長野県の龍岡城五稜郭と同じくらいの大きさ。
以前に発掘調査が行われたらしく、建物の礎石と御門が復元され、稜堡の保存状態も良好だった。
砲座跡を内側から望む。
IMG_5069.jpg

南端の稜から表御門を望む。
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ちなみにこの戸切地陣屋跡は桜の名所としても有名で、表御門へ至る通りは桜並木となっている。
IMG_5057.jpg
桜の季節はきっと華やかなことだろう。
これで小生は、小規模な台場を除けば、国内の星型城郭を全て訪問したことになる。

戸切地陣屋を後にして函館市街へ移動。
本当は函館どっく周辺で駐車場を探して車を停める予定だったのだが、街中の渋滞が酷くてそこまでたどり着けず、結局、函館駅前の駐車場を使うことにした。
割高だが仕方あるまい。
函館市電の函館駅前駅から路面電車に乗る。
IMG_5092.jpg

今回は600円の一日乗車券を購入して、市内を見学する予定。
ちなみに通常料金だと一区間200円からで、これは名古屋市営地下鉄と同額。
他地域の路面電車が150円均一のところが多いことを考えると、少々高めな値段設定な気がする。

まずは湯の川方面へ向かい、駒場車庫を見学。
小生はいわゆるテツではないが、路面電車の車庫風景にはなんとなく心惹かれるものがある。
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小さな電車っていいよなぁ…

30形、通称箱館ハイカラ號。
IMG_5111.jpg
明治43年(1910)年製造の車両で、1993年に復元されたもの。
もちろん今でも現役で路線を走っていて、この後、出庫して行った。
残念ながら乗る機会こそなかったものの、このほかにも昭和23年(1948)製造の500形など、結構古い車両が現役で街中を走っているのを見かけた。

再び路面電車に乗り、函館どっく方面へ戻る。
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十字街の電停で降りて、ここからは徒歩で街中を見学することに。
函館も古い建築が多数残っていて、やはり一日では全てを見切れないほど。
小樽には金融関係や商社の建物が多かったのだが、函館は教会や領事館、個人商店の建物が中心で、街の性格が良く表われている。

旧丸井今井函館支店。
IMG_5133.jpg
度重なる改修を経て、3年ほど前に今の姿に落ち着いたようだ。
現在は地域交流まちづくりセンターとなっている。

赤レンガ倉庫群。
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旧函館区公会堂。
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水色の壁に、黄色で縁取りがなされていて非常に派手な印象。

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二階にある御座所は、歴代天皇の行啓の際に使用された由緒ある部屋。
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特にシャンデリアと天井のテラコッタの造形がすばらしい。
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旧北海道庁函館支庁庁舎。
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現在では函館写真歴史館として活用されている。

旧イギリス領事館。
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公会堂を見学した後だと、英国らしい合理的で質素な造形が際立って感じられた。

相馬株式会社社屋。
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こちらは今でも現役で使用されているらしい。

急坂に建つ、旧ロシア領事館。
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赤レンガに白い漆喰の瀟洒な建築なのだが、現在は使われておらず少し荒れた印象。

裏手にはサンルームまであった。
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他にも個人商店と思しき古い建築は、町の至る所で見かけた。
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路地に寝そべるにゃんこ。
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白足袋がかわいいお澄ましさん。

古い建築が集中している地区からは、函館港を見下ろすことができる。
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散策に疲れはじめた頃、汗を流していこうと思って、立ち寄ったのがこの大正湯。
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さすが函館、銭湯まで洋館。

建築は昭和3年(1928)のもので、おそらく唯一無二の洋館銭湯として現在に至るまで営業を続けている。
外観こそ洋風なものの、内部は一般的な昭和初期の銭湯の面影をよく残していた。
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年代物の体重計は、体重計というよりも秤と呼んだほうがしっくり来る。
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琺瑯の看板がまた懐かしい。
マツダ三輪というと、TシリーズとかK360のことだろうか。

もちろん代金は番台で支払う。
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他にお客さんがいたので浴室の写真は撮らなかったが、浴槽は小ぶりなものが二つ。
どうもこちらは後年改修されたらしく、比較的新しいもののように思われた。
小タイルを敷き詰めたものを期待していた小生としては、ちょっと残念。

そうこうしているうちにフェリーの時間が近づいてきたので、函館フェリーターミナルへ移動。
予約券を持って乗船手続きを済ませ、乗船待ちの列に車を並べた。
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出港は19時15分。
船は往路と同じ、ばあゆ。
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これで一ヶ月近く過ごした北海道ともお別れ。
次に来られるのはいつになるだろう。
夜間はデッキに出られないので、遠ざかる函館の街の灯を写真に収められなかったのは少し心残り。

どうでもよい話だが、船が出港するたびにいつも、ラバウル小唄が頭の中で再生されるのは小生だけだろうか。

航海は順調に進み、予定通り21時に大間港着。
すでにとっぷりと日が暮れてしまい、周囲は真っ暗だった。

大間のテントサイトまでいそいそと移動して、幕営することに。
ここは往路にも使ったサイトなので勝手知ったるもの。
暗い中でも、手際よく設営して、さっさと就寝。

明日は下北半島を南下して青森市まで行く予定。

旅日記14 東北・信越 108-118日目 へ続く
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