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134日目 9月4日(金)の旅日記 2009.09.07

テーマ:まったり車旅 - ジャンル:旅行 Tag [旅日記]
走行距離160km
本日の行程はこちら(片道でバッテリ切れ)

曇りのち雷雨。

宿泊したキャンプ場は、今までにも何度か利用したことがあるけれど、今回初めて他の利用者と一緒。
といっても先方も一人なので、静けさが破られることはなかった。
やはりツーリングマップルに載っていないと、訪れる人も少ないようだ。
湖面に朝もやが漂い、絵に描いたような景色。
IMG_8325.jpg

IMG_8315.jpg
土地を買い取って、洋館でも建てたくなるような、幻想的な雰囲気だった。
洋館の設計はもちろん中村青司で(変死フラグ)。



08時54分、出発。
今日はまず、昨日行けなかった諏訪大社下社秋宮から訪問。
諏訪湖の西側、県道16号を使って移動する。
東側の国道を使うルートよりは交通量は少なめに感じた。

09時49分、秋宮に到着。
この諏訪大社下社秋宮は、諏訪湖の北東に位置し、四つある諏訪大社の中では一番有名。

ちなみに諏訪信仰といえば、東方風神録の元ネタとして知られている。
あれって洩矢とか諏訪とか、名前出しちゃって問題にならなかったのかな…
ストーリーも実際の神話のパロディだし、曲名も露骨に「Native Faith」だし。
皇統にかかわるようなデリケートな問題だってあるだろうし、今も生きている信仰をモチーフにして作品製作というのは結構気を遣うんじゃなかろうか。

有名な秋宮の神楽殿。
IMG_8371.jpg
八坂神奈子のスペルカード発動時に、背景として使われてるのがこの神楽殿。
1835年完成というから、思ったほど古い建築ではない。
二代目立川和四郎富昌の作。
三方切妻という独特の形式で、上社とは異なり注連縄は極太。
下社は出雲の影響を色濃く受けているからだろうか。
IMG_8379.jpg

IMG_8377.jpg

神楽殿の後方に建つ幣拝殿。
IMG_8368.jpg
こちらは神楽殿よりも古く、1781年、初代立川和四郎富棟の作。
秋宮には、立川親子の作品が前後に並んでいることになる。
精緻を極めた彫刻が見事。
IMG_8354.jpg

下社秋宮を後にして、南東へ。
昼食は原村の蕎麦屋、香草庵でとることにした。
久しぶりの外食。
この店には以前にも来たことがあって、小生お気に入りの蕎麦屋の一つ。
オールドローズの庭に英国カントリー風の建物という、およそ蕎麦屋には似つかわしくない店構えだけど、実際席についてみると意外に違和感は無い。
IMG_8390.jpg
頼んだのはぶっかけ。
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かけ汁に西京味噌とくるみを溶かした後、細切りの蕎麦にかけて食べるというスタイル。
蕎麦といえば普通「つけ」を頼む小生だけど、ここの店はこのぶっかけがおいしいと思う。

香草庵からエコーライン経由で南に向かい、旧立場川橋梁を見学。
IMG_8391.jpg
路線変更された旧中央本線の遺構で、明治37年(1904)から昭和55年(1980)まで使用されていた。
かなり大規模な上路トラス橋で、遠目には現役のようにも見えるが、実際に近づいてみると、錆に覆われた橋体から、すでに役目を終えた物件であることが分かる。
IMG_8402.jpg

ちなみに、接続している築堤には保線用の階段から登ることができ、その先には富士見駅へと通じるトンネルもある。
ただ、今回は季節柄、草が伸び放題になっていたため、路盤にまでは登らなかった。

旧立場川橋梁からさらに5kmほど中央本線に沿って南下。
信濃境駅を過ぎたあたりにも、旧線の遺構が残っていて、こちらはなんと廃線上に電車の車体がそのまま打ち捨てられている。
IMG_8425.jpg
ただこの電車は富士急行3100形で、この路線を走っていた車両ではない。
どうやら廃線後に持ち込まれて、しばらく別の用途に使われていたらしい。

放置された電車の先には、旧トンネルが口を開けていた。
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石積みの立派なポータルまで残っていたが、周囲は雨で薄暗く、一人ではちょっと近づくのが躊躇われる雰囲気だった。
ここは、紅葉の季節の晴れた日などには、散策にうってつけなのだけど。

信濃境という駅名が示すように、この先はすぐに山梨県。
県道11号を使い清里方面へ向かう。
ツーリングマップルではお勧めの道になっているけれど、観光バスが多くて車の流れはいまいちだし、見晴らしもそれほどでもない。
個人的には一本山麓側のレインボーラインのほうが楽しいと思う。

目指したのは清泉寮の北にある、たかね荘。
ここには高原のポニーと呼ばれた蒸気機関車C56の149号機が展示されていて、以前にも撮影に訪れたことがある。
このC56は、長年展示というよりもむしろ放置といえる扱いをされており、林の中で雨風にさらされてぼろぼろに錆びた車体を晒していた。
鉄道ファンにとっては憤激ものなのだろうけれど、小生のような廃嗜好の強い人間には実に食指をそそられる物件だったわけだ。
しかし今日現地まで足を運んでみたところ、C56は跡形も無く消えていた。
展示に適した姿にレストアするのか、あるいはあまりに荒廃が進んで廃棄されてしまったのか、兎に角この場所からは撤去されてしまったようだ。
と、気になって後から調べてみたところ、このC56149は現在レストアされて清里駅に展示されているらしい。
よくあの状態から修復できたものだと、ちょっと感心してしまった。
修復前の姿はこちら。

C56が空振りに終わってしまったので、清泉寮でソフトクリームを食べて休憩することに。
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他のお店のソフトよりちょっと値が張るけれど、やはりおいしい。
かすかに独特の香味がする。

ついでに近くにある吐竜の滝に立ち寄ることにした。
岩壁から水が染み出るように流れる優美な滝で、全国の滝の中でも小生の一番のお気に入り。
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緑と流れ落ちる水のコントラストがとても綺麗なのだけど、撮影対象としてみたら難易度が高いと思う。
小生の腕では、まだまだ魅力を伝えきれない。
もうちょっと望遠よりのレンズが欲しくなってしまった。

吐竜の滝で折り返して、レインボーラインと県道484号経由で長野県方面へ戻る。
途中の雲間から一枚。
IMG_8488.jpg
いままで見たことのないような、超巨大積乱雲。
あちこちで雷光が瞬いているし、これはまずい。
先を急がねば。

雨が激しくなりそうなので、今日は緊急避難的に蓼科に宿をとることにした。
以前から気になっていたロッジモーティブという宿で、ツーリングライダーにはよく知られた、ロングツーリングクラブというサイトの管理人さんが営んでいる。
宿到着と同時に、激しい雷雨となり、ぎりぎりセーフ。
ぎりぎりアウトの多い小生にしては、ちょっと珍しいパターン。

明日は国内で二番目に標高の高い麦草峠を越えて、国道141号経由で山梨方面へ向かう予定。
雨にも濡れず、布団で眠ることのできる幸せをかみ締めつつ。


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