九曜博物誌ビートで日本一周してきました。

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136日目 9月6日(日)の旅日記 2009.09.09

テーマ:まったり車旅 - ジャンル:旅行 Tag [旅日記]
走行距離119km
本日の行程はこちら

06時起床。
曇りのち晴れ。
夜半にはどうやら雨が降ったようで、路面に水溜りが残っていた。

まずは数百m離れた平沢峠の駐車場まで戻る。
昨日、八ヶ岳は雲に隠れてしまっていたので、今日こそはと期待していたのだけど、やはり雲が掛かった状態だった。
残念。
売店の開店前だったので、ベンチとテーブルをお借りして、コーヒーを飲みつつ、しばらくデータの整理などを行う。
IMG_8570.jpg

作業が一段落したところで行動開始。
まずは昨日来た道を少し戻り、JR野辺山駅へ。
この野辺山駅は標高1345mの地点にあり、JRで最も高い場所にある駅。
IMG_8576.jpg
ちなみにこの駅から少し西へ行ったところには、標高1375mの日本鉄道最高地点がある。

今回は最高地点には行かずに、野辺山駅の向かいに保存されているC56の96号機を見学することにした。
IMG_8581.jpg

IMG_8590.jpg

IMG_8585.jpg
こちらはたかね荘にあった頃の149号機とは異なり、屋根つきで展示されていて、比較的保存状態も良いように思えた。
やはりこういうメカパーツが剥き出しになっている機械には、心惹かれるものがある。
これらのパーツが、ワシワシ動いているところを想像するだけで楽しくなってしまう。
しかし、これだけ全身真っ黒に塗られていると、撮影の際カメラの露出調整が大変。

平沢峠からそのまま高須林道という舗装林道へ入り、みずがき湖方面へ。
この林道はクリスタルラインという大層な名前がつけられているけれど、道自体は急峻な山道で、ごく普通の舗装林道。
昔この付近で水晶の採掘でもしていたのだろうか。
木々の緑が深く綺麗だったので、紅葉の季節にはきっと明媚なことだろうと思う。

県道23号へ入り増富ラジウム温泉方面へ。
途中、日影のトチノキという看板が目に付いたので、立ち寄ることにした。
IMG_8629.jpg

IMG_8614.jpg

目通り幹周囲8.2mという、トチノキとしてはかなりの巨木だが、主幹の一部が折れてしまっており、なんとも無残な姿になっている。
確かに、この幹が無事であったならば相当な迫力だったと思う。
折れた幹はそのまま放置されていて、損傷を受けてからそれほど時間がたっているようには見えなかった。
早いうちに処置をしないと洞から水が入り込んで、残った主幹まで腐ってくるだろうし、ちょっと心配になってしまった。

トチノキの近くにいたルリボシカミキリ。
IMG_8612.jpg
ビロードのような独特の光沢がある美しいカミキリムシ。

あわよくば増富ラジウム温泉で入浴をしていくつもりだったのだが、訪れた時間が早すぎて、まだ温泉施設は開いていなかった。
まあどうしても入りたいわけではないので、スルーして先に進むことに。

県道23号を南下。
途中にある根古屋神社の大ケヤキを見学。
IMG_8647.jpg

国の天然記念物に指定されている二株の大物のケヤキで、この樹を訪問するのはおよそ一年ぶり。
小さな神社の境内に、幹周囲10mを越えるような巨木が二本、身を寄せ合うようにして聳えているのは圧巻。
北側の株が田木、南側の株が畑木と呼ばれ、春、どちらの株が先に新芽を出すかで、その年の作物の収穫を占なったのだそうだ。
つまり田木が先に芽を出せば、その年は稲が豊作、畑木が先ならば、畑で採れる野菜類が豊作ということらしい。
田木。
IMG_8650.jpg

畑木。
IMG_8642.jpg

両株共に傷みが進んでいて、すでに頂部は失われ金属板で補修されている状態だが、それでもまだ懸命に枝を伸ばし、美しい緑色の葉を茂らせていた。

根古屋神社の大ケヤキを後にして、県道601号、通称増富ラジウムラインを南西へ向かう
途中のラジウムラインからの景色。
IMG_8670.jpg
金色の稲穂と南アルプスの山々を見通すことのできる好展望。

ちょっと気になる樹がもう一本あったので、寄り道をして足を伸ばすことに。
それが国道20号を挟んだ向こう側、南アルプスの麓に立つ、横手の駒の松という赤松の巨樹。
県の天然記念物に指定されている、幹周囲6m近い美しい樹形の松。
なのだそうだが、訪問は遅きに失したようだった。
松はすでに伐採されてしまい、そこに松が生えていたという形跡もない有様。
IMG_8677.jpg
かつてはここに、南アルプスを背景にして立つ巨大な赤松の姿があった。

どうやらこの1、2年の間に、マツクイムシに罹患してやられてしまったらしい。
すぐ近くにあった国指定天然記念物の名松、萬休院の舞鶴松が昨年伐採されて、嫌な予感はしていたのだが…。

気を取り直して、近くにある山高神代桜を見学。
神代桜は、根尾谷淡墨桜、三春滝桜と並ぶ日本三大桜の一つで、日本でもっとも高齢な桜。
ただ、こちらも現在養生中で、残りわずかとなった枝を支柱に支えられて、何とか命脈を保っているといった状態。
IMG_8693.jpg
まあ淡墨桜や宮村臥龍桜、荘川桜のような事例もあるし、エドヒガンは生命力の強い樹種なので、何とか持ち直してくれることを祈りたい。
枝葉は少なくとも、日本最古の桜というだけあって、巨大な岩のような幹はさすがの貫禄だった。

来た道を少し戻り、茅ヶ岳広域農道を使って甲府を目指す。
途中のふるさと太陽館で風呂に入っていく。
この施設は、韮崎の街並みと南アルプスが一望できる絶好の好展望地なのだが、何故か温泉には露天風呂が無い。
折角の絶景なのに、ちょっともったいないと思う。
IMG_8707.jpg

ここの駐車場には恐ろしく綺麗なバージョンFさんが。
なんだか、こんな小汚いビートですいません、と謝りたくなる気持ちを抱きながらも、隣に停めさせてもらった。
二台並ぶと本当におもちゃっぽい。
IMG_8699.jpg

IMG_8712.jpg

入浴を済ませた後は、広域農道をそのまま南へ走り甲府市街へ。
標高が下がってきている上に、盆地という地形のせいか、気温がどんどん上がっていく。

14時33分、山梨県立図書館到着。
IMG_8720.jpg
現在の図書館は昭和45年(1970)に建てられたもので、4階建て。
さすがに老朽化が目立ってきており、新館へ移転開館する構想が進行中だそうだ。

1階は、貸し出しカウンターと企画展示、新刊雑誌コーナー、児童室。
雑誌の新刊だけを、1階の玄関に近いところに持ってくるのは珍しいと思う。
企画展示は自然災害と防災に関するもので、かなり専門的な内容の本を取り揃えているようだった。
富士山が近いせいか、噴火を警戒しているようにも見うけられた。
静岡の方ではどうなっているんだろう。

2階が、雑誌のバックナンバーと図書を含む一般書架で、カウンターはレファレンス専用。
レファレンス事例集が冊子にまとめられて、カウンターのすぐ近くに展示してあった。
これは巻末に索引まで付属していて、相当丁寧にまとめられている印象。
一冊手元に欲しくなってしまった。

書架はかなり詰まっている印象で、書架同士の間も圧迫感を感じるくらいの狭さ。
やはり収納能力の限界が近づいているように感じられた。

3階は、2階の天井部分が吹き抜けになっているためにスペースは狭く、自販機や公衆電話のある休憩室に当てられている。
4階が地域資料コーナーだが、甲州文庫は平成17年(2005)に山梨県立博物館に移管されているので、行政資料が目立った。

この6月からインターネット予約サービスを開始したそうで、貸出中の資料のほか、在架中の資料にも予約を入れることができるになっている。
この場合の資料の受取りは県立図書館の窓口のみで、市立図書館で受け取る場合は、受け取り先の窓口で相互貸借の申し込みが必要となる。
また利用状況の確認の他、貸出期間延長の手続きもネット上で行えるとのこと。

今日は県立図書館にほど近いところにある宿に宿泊。
データ整理と記事作成が山積しているので、今晩から明日一日はそれに当てたい。
さて残す県立図書館は、あと静岡県立図書館一館だけになったが、どうやら耐震補強工事のせいでずっと休館が続いているらしい。
内部の見学はまた今度ということになりそう。
来週には愛知に戻れるかな。
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