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旅の支度 3 テント編 アーデインDX2 アビアーX1 2009.10.15

テーマ:日本一周 - ジャンル:旅行 Tag [旅日記]
今回は、旅で使用したアウトドアツールの中でも最も重要なアイテム、テントについて紹介しようと思う。
小生が所有しているテントは、小川キャンパルのアーデインDX2と、コールマンのアビアーX1の2種類。
主に使っていたのがアーデインDX2で、アビアーX1のほうは自転車で屋久島へ行った時に2泊使っただけだった。

まずは収納状態の比較から。
t8.jpg
上から
モンベルのシュラフ、バロウバッグ♯7
コールマン、アビアーX1
小川キャンパル、アーデインDX2

ちなみにツーリングマップルはA5サイズ。


まずはメインのテント、アーデインDX2について。
小生がこのテントを購入したのは、アーデインDXが2にモデルチェンジして間もない2006年の9月で、以来3年間、今回の旅を含めて100泊くらいは使っているはず。
もちろん購入した当時は、こんな長旅をすることになろうとは思ってもみなかった。
このテントは、メーカー自身がツーリングテントの決定版と自称するだけあって、耐久性でも使い勝手の面でも、まったく不満はない。
ただしブラウンと間違えて買ってしまった、ブルーモデルのカラーリングはいまいちだと思うけれど。

t10.jpg

t4.jpg

t6.jpg
こういう周囲に遮蔽物の無い状況では、突風が吹くことがあるので、張り綱まで確実にペグダウンする必要がある。

・収納サイズ・重量
48cm×20cm×20cmで重量は3.8kg。
これは他メーカーの1~2人用のツーリングテントと比較すると大きくて重い。
自転車ではちょっと無理のあるサイズだし、バイクの場合でもとにかく荷物を減らしたい方には不向きかもしれない。
ただ以前にも触れたように、ビートのリアトランクにはちょうどすっぽり収まるサイズ。

・設営・撤収
インナーは吊り下げ式ではなく、スリーブ式。
一般的には吊り下げ式のほうが設営は楽だと言われているけれど、他の旅人が使っていた吊り下げ式と比べてみても、特段手間が掛かるようには思えなかった。
慣れれば、ペグダウンまで含めて15分程度といったところ。

反面、そのスリーブ式のために、撤収の際には必ずフライシートを先に外さなければならず、もし雨が降っていた場合、インナーが濡れる可能性が高くなる。
吊り下げ式のテントの中には、フライとポールをそのままにしてインナーだけ先に収納できるものがあるので、その点の作業性ではちょっと劣るかもしれない。
そういえば大型モデルのステイシーも、1から2へモデルチェンジした時に、スリーブ式から吊り下げ式へ変更して、先にインナーを収納できるようになっていたはず。
まあスリーブ式は風に強いし、吊り下げ式の作業性とどちらを取るかは人それぞれだろう。
個人的にはスリーブ式で不満はない。

ペグは標準で14本もあるけれど、小生はいつも本体側の9本だけペグダウンするようにしていた。
風がなければこれくらいで充分だと思う。
ちなみにこのアーデインDX2は、ペグダウンしなくてもきちんと自立してくれる(実は一度アスファルトの駐車場で設営したことがあるのだが、風に飛ばされる危険があるので真似しないように)

・耐候性・耐久性
前室が大きいせいか、一部では風に弱いという評価も出ているらしいけれど、個人的な経験から言えばまったくそんなことはない。
大間崎や潮岬での暴風にも堪えることができたし、強風注意報下の香川でも問題なく過ごすことができた。
ジュラルミンポールのスリーブ式に加え、ペグが14本あるので、完全にペグダウンすれば、それこそ台風並みの暴風でもないかぎり風圧に負けることはないはず。

また耐久性の面でも、今までの3年間で100泊近く使ってきて、これといって問題は発生していない。
さすがにフライシート表面の撥水は落ちてきているけれど、これはまあそういうものだろう。
浸水なども一切発生していないし、ジュラルミン製のポールもしっかりもっている(実は収納時のミスでちょっと曲げてしまったのだが、そのまま問題なく使えている)
特に感心したのがジュラルミン製の純正ペグの出来で、これだけ使い込みながらも、一本も折れたり曲がったりすることなく現在に至っている。

そういえば北海道で、FRPポールのテントを使っているライダーに出会ったのだが、設営中にポールが裂けてしまったそうで、途方にくれていた。
聞けば買ってからまだ1年もたっていないそうで、ものによってはこういうことも起こりうるのだなぁと驚いた。
ちなみにそのライダー氏は、ポールを布テープでぐるぐる巻きにして、なんとかその日一晩はやり過ごしていた。

・居住性・利便性
前室、インナーともに全く問題のない広さ。
というか一人で使うには広すぎるくらい。
小生は調理器具や水タンク、保冷バッグを前室に置き、インナーに撮影機材やPC、衣類などを持ち込んでいたけれど、スペースにはまだまだ余裕があった。
インナーに二人と、前室にその荷物という使い方でも余裕だと思う。

t9.jpg
インナーから前室を眺めるとこんな感じ。

また単に広さだけでなく、使い勝手もよく考えられていると感じた。
インナーには頭側と足側(と決まっているわけではないが)にそれぞれ3箇所づつ小物入れがあり、財布や携帯などの貴重品や、こまごましたものを入れておくには便利。
また底面を除いた4面は、ファスナーを開放すればメッシュになり、ちょうど蚊帳のような状態にして蒸し暑い日には風通しをよくすることができる。
小生などは、タープや庇の下に、フライを付けずにメッシュ状態のインナーだけで設営するなどという、ずぼらな使い方をしたこともある。

t3.jpg
蒸し暑い日には蚊帳状態にもできる。
フライを外して手抜き設営。

ちなみにこのインナーは前後左右対称の形をしていて、後ろ側からも出入りすることができるし、もしファスナーが壊れた場合は前後を入れ替えて使うこともできる。

いっぽう前室には2箇所出入り口があり、風下側の入り口だけを開放して、風をよけながら前室で火器を使うことができる。
それから地味な点ではあるけれど、この前室の出入り口は、ファスナーを上側からも開けることが可能。
雨の日や風が強すぎる日には、上側から少し開けた状態にすれば、熱や煙を逃しながら前室で料理をするのに便利。

とまあ、こんな感じで実によく考えられていて、非常に便利なテントなのだけど、このテントを使っていると、便利な道具は人間をダメにする、という言葉をついつい思い出してしまう。
小生などは、始めのうちこそイスを用意して外で景色を眺めながら調理をしていたのだが、段々面倒くさくなってきて、最終的にはインナーに胡坐をかいたまま前室で調理するという癖がついてしまった。
なんというか、立って半畳寝て一畳の言葉通り、人間、全てが手の届く範囲内にあると実に楽チンに過ごすことができるのだ。
慣れてくると、もはや自宅の自室よりも快適に感じられるようになってきて、こいつは危険な感覚だと慌てて思い直して反省することしきり。

アーデインDX2の総評としては、価格と収納時のサイズ、重量がネックだけど、それ以外ではおよそ欠点らしい欠点も見当たらない、隙のないツーリングテントといえる。
使い勝手も耐久性も抜群なので、積載状態に余裕があって、多少高価でも末永く使えるテントを探している人は買って損はないと思う。

続いて、コールマンのアビアーX1について。
このテントは本来買う予定はなかったのだけど、2008年の年末セールでありえないくらい安くなっていたので、興味本位でついつい手を出してしまった。
日本では珍しいトンネル型の構造を持つテントで、軽量コンパクトにまとめられるのが特徴。
購入してからのテスト設営と屋久島での2泊の、計3泊しか使っていないので、アーデインほど詳細なレビュー書けないけれど、ざっと使ってみた印象を述べてみたい。

t5.jpg
DOPPELGANGER202とアビアーX1。

・収納サイズ・重量
38cm×14cm×14cmで重量は1.95kg。
本格的な山岳用テントには及ばないけれど、ツーリング用としてはかなりコンパクトで軽量。
構造上の特徴からポールは短いものが2本だけなので、とくに重量は軽い。

主に自転車向けだろうけれど、がんばれば徒歩でも持ち運べるレベルだと思う。
小生は、20インチの折りたたみ自転車、DOPPELGANGER202に載せて2泊したけれど、それくらいならば重量的にもサイズ的にも問題なかった。
ただ設営状態が小さい割には、思ったほどコンパクトにまとまらないなぁというのが正直な感想。

・設営・撤収
ドーム式とは構造が違うので、設営作業はコツが必要。
張り綱を張ってテンションを維持しながらペグダウンしていかないと設営できないため、慣れないうちはいつの間にか微妙にねじれた状態になっていたりする。
また小さい割りに、ペグはたくさん使う(たしか13本)

・耐候性・耐久性
カタログスペックで見てみると、フロア耐水圧がアーデインDX2の10000mmに対して、アビアーX1は5000mm程度。
まあ購入した値段が3分の1以下なので、これは仕方のないところ。
とはいえ、屋久島で2泊したうちの1日は、かなりの雨が降ったものの、特に問題なく使用できた。

全体的な耐久性についてはまだ3泊なので、なんともいえない。
しかし、ペグの耐久性については明らかに粗悪といっていいレベルだと思う。
確かに軽量でコンパクトにまとめられる形状ではあるのだけど、ヘッド部分の剛性が足りず、ハンマーで打ち込んだらすぐにひしゃげてしまった。
この3泊だけでダメになってしまったペグが何本もあるので、ペグだけは登山用のものに買い換えて使いたい。

・居住性・利便性
携行サイズと重量を優先して設計されたテントなので、当然居住性については割りきりが必要。
入り口は、正面とサイドの2箇所にあるけれど、中に入ったら胡坐をかくこともできず、ひたすら横になるしかないという狭さ。
ただ、欧州仕様のためか、長辺の長さは230cmと、210cmのアーデインよりも余裕がある。

t1.jpg
正面入り口から足元を見る。
右手に小物入れ。

t2.jpg
入り口は正面の他に、サイドにもある。

まあこれはテントというよりは、シュラフを拡張したものだと考えたほうが近いかもしれない。
それでも小物入れはちゃんとあるし、狭ささえ納得できれば使い勝手自体は悪くないと思う。
ただし、メッシュ状態になるのが、正面入り口の一部だけなので、夏場の暑さは厳しいはず。

総評としては、とにかく軽量コンパクトで安いというのが特徴。
小型のバイクや自転車で、とりあえず数日出かけてみるという使い方にはぴったりだと思う。
また珍しい形で数も少ないので、出会った旅人との話題づくりのよいきっかけになるかもしれない。
個人的には格好よいデザインだと思っているし、自分以外では、上位モデルのX2を使っている人を一度見かけただけ。
ただし耐久性や夏場の暑さを考えると、このテントだけで長期間にわたって旅を続けるのは厳しいものがあると思う。

テントについては大体これくらいだろうか。
次回はアウトドア用の調理器具などを紹介したい。

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