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旅の支度 5 クッカー編 ツアラープラス 他 2009.10.18

テーマ:日本一周 - ジャンル:旅行 Tag [旅日記]
バーナーに続いて、自炊に必要となるものといえば、鍋と食器。
キャンプや登山で使われる携行用の鍋は、クッカーとかコッヘルと呼ばれていて、食器も兼用している。
さらにセットで販売されているクッカーは、ふつうマトリョーシカのように、大きい鍋の中に小さい鍋を順に収納することができ、携帯性を高める工夫がされている。
また一般的にクッカーは材質の違いから、アルミ、ステンレス、チタンの3種類に分けられ、それぞれに異なる特徴がある。
小生が使用しているのは、アルミ製のクッカーセット2種類とチタン製のマグカップだけど、それらの紹介の前に、いったん材質ごとの特徴についてまとめてみたい。




・アルミ
携行用のクッカー以外に家庭用の鍋にも広く普及している、最も一般的な材質。
安価で軽量。
また熱伝導効率がよいため、食材が焦げ付きにくい。
欠点としては、防錆目的で表面にアルマイトなどの加工が施されているため、やや慎重な扱いを要する点が挙げられる。
このため金属製のヘラやたわしなどを使うことができない。
またアルミニウムの体内への摂取が、アルツハイマーや痴呆など、脳への悪影響を及ぼすという仮説もある。
この説には異論が多いが、完全に否定するには至っていない。

・ステンレス
ファミリーキャンプ向けの大型のクッカーに使われることが多いものの、携行用としては少数派。
そこそこ安価で、アルミ製よりも丈夫。
素材自体が錆びにくいので、取り扱いに気を使わなくても済む。
欠点は、熱伝導効率が悪く焦げ付きやすいのと、重いという点。

・チタン
とにかく軽量で強度が高く、シビアな重量制限が要求される登山用のクッカーに使われることが多い。
また金属イオンが溶出しにくいため、食材に金属臭が移らないという利点もある。
(同じ理由で金属アレルギーを起こさないので、指輪やピアス、歯科用金属の素材に使われることがある)
反面、熱伝導効率が悪く、焦げ付きやすい。
このためチタン製のクッカーでは、目玉焼き一枚焼くのも難しく、仮にバーナーパッドを使ったとしても、米を焦がさずに炊くのは至難の業。
また加工に高度な技術が要求されるために価格が高く、アルミ製の同等品と比較して2倍から3倍の値段になる(それでも一昔前に較べればずいぶん安くなった)。
最近では外側底面にアルミを吹き付けて、熱伝導効率を高めた、ハイブリッド素材のクッカーもある。

以上の点を踏まえると、クッカーとして最も手軽で実用的なのがアルミ製かと思われる。
まあ健康面での問題を気にしなれば、という条件がつくものの、現在では例の仮説に対しては懐疑的な見方が多いらしいし。
そもそも家庭や外食産業で使われている鍋の大半がアルミ製である点を考えると、いまさら気にしてもしょうがないという気もする。

ステンレス製は、重いし、焦げ付きやすいので候補から外している。
そもそもソロ用のクッカーとしては圧倒的に選択肢が少ない。

チタン製は、焦げ付きやすいという点がネックになるため、食材を煮炊きするためのクッカーとしては不適といえる。
ただ一方で、非常に軽量で金属臭がしないため、単にお湯を沸かすだけの用途や、食器としての使用ならば理想的な材質でもある。
また実用性とは関係のない話になるけれど、軽く空焚きをすると、表面が酸化して綺麗なチタンブルーに染めることができる。
これがまた格好よくて、特にレーシングマシン好きにはたまらない色合いだと思う。

c9.jpg

c8.jpg
チタン製品に焼入れして現れたチタンブルー。
熱でゆがみが生じるため、お勧めはできない。

続いて、小生が実際に使っているクッカーについて紹介していきたい。
まずは近所のゼビオで買ってきた、イスズというメーカーのアルミ製食器セット。

c1.jpg
右上が一番使用頻度が高く、炊飯に使っていた。
左下はフタ。

買ったのは2006年で、値段はたしか1000円程度だったと思う。
他所で売っているのを見かけたことがないような、マイナーなメーカーの製品だけど、構成はEPIの食器セットとほぼ同じで、すり鉢型のアルミ製食器が3つと、フタ、平皿1枚がセットになっている。
そのうち平皿は使い道が少ないので、外してしまった。
食器セットといっても、一人分の料理を作るにはちょうどいい大きさなので、このセットの一番大きな器でいつも米を炊いていた(米はフタができる鍋ならなんでも炊ける、ただしチタン以外)。
じつは購入以来、キャンプだけでなく、自宅で米を炊くのにたまに使っていたりする。
かなり酷使してきたせいか、底面はすでにぼこぼこの状態で、そのうち穴が開きそう。

もうひとつのアルミ製クッカーセットが、ユニフレームのツアラープラスで、こちらは2008年購入。

c3.jpg
ツアラープラスには写真のほかにザルが付属する。
食器セットよりは大きめの鍋。
このフライパンは便利。

これは先に紹介した食器セットとはことなり、きちんとしたブランドの商品で、アルミ製としては異例に高価な部類に入る。
構成は、大きめの鍋2つと、フタ、ザル、スミフロンコートされたフライパン。
ザルは後述するスタッキングの際に邪魔だったので、外して使用している。
こちらの鍋は一人用としてはかなり大きめで、主にパスタやうどんなどの麺類を茹でるのに使用していた。
また付属するフライパンは、アルミ+スミフロンという組み合わせのため焦げ付きにくく、非常に使い勝手がよい。
大きさも目玉焼きを焼くのにちょうどよいサイズ。

実はこのツアラープラスの内部には、上記の食器セットがうまい具合にスタックできて、かさ張らずに持ち運ぶことができる。

c4.jpg
ツアラープラスの中に食器セットがすっぽり納まる。

これで鍋は合計5つにもなるのだけど、正直1人で全てを同時に使う機会はほとんどなかった。
荷物を減らしたい場合には、食器セットのほうだけでもなんとかなったと思う。
まあその場合は、麺類茹でられないし、フライパンも使えなくなってしまうけれど。

c5.jpg
全ての鍋を収納したツアラープラス。
A5のツーリングマップルとの比較。

それからクッカーではないけれど、使用頻度が高かったのが焼き網。
これはツアラープラスと同じく、ユニフレーム製のミニロースターという製品を使っている。

c7.jpg
ユニフレームのミニロースター。
分解して取っ手を折りたたむことができる。

下側の金網がバーナーパッドとして使えるので、炊飯の時の火力調整のために出番が多かった。
さらにこれとは別にもう一枚焼き網を持っていて、そちらは魚や肉などの油が出るもの用、こちらはパンや餅用という具合に使い分けていた。
動物性の臭いや油は、他のものに移りやすく、意外と馬鹿にできないものだ。

ちなみにミニロースターは、ツアラープラスにスタックできるように設計されているのだけど、小生の場合は、すでに食器セットを収納しているために、中に入れられなかった。
まあ外径はひとまわり小さいので、折りたたんでツアラープラス付属の収納ネットに一緒に放り込んでおけば、それほどかさ張るものでもない。

そのほか、使っていた食器類といえばマグカップがある。

g3.jpg
愛用しているチタンシングルマグの450mlと300ml。

これは、スノーピーク製チタンシングルマグのフォールディングハンドルモデルで、2007年に購入したもの。
先に述べたとおり、チタンは食材を煮炊きをするには不向きだけど、食器としてなら理想的な性質のため、小生もマグカップだけはチタン製でそろえることにした。
スノーピークのチタンマグには、ボディの種類によってダブルウォールとシングルウォールがあり、それぞれに取っ手が固定式のモデルと、折り畳みができるフォールディングハンドルモデルの合計4種類がある。
ダブルウォールタイプは、二重構造で保温性に優れているけれど、高価なうえ、直火に掛けることができない。
小生の場合は、即席味噌汁を水に溶いて、そのまま加熱するなどといういい加減な使い方ばかりしているので、当然シングルタイプ。
またなるべくかさ張らないようにするために、フォールディングハンドルモデルを選んだ。

ちなみに使用しているのは450mlと300mlの二種類。
マグカップ二つというと無駄に思えるけれど、片方で味噌汁をつくり、もう片方を調理中に箸立てとして使えるので意外に便利。
またハンドルを折りたためば、450mlモデルの内部に300mlモデルがすっぽり収まるうえ、さらにその内部に前回紹介したガスのカセットカートリッジが入れられるので、それほどかさ張らない。

g2.jpg
重ねていくと、

g1.jpg
このように収納できる。

このスノーピーク製のチタンマグは特に気に入っていて、屋久島や尾瀬でも湧き水を汲むために、バックパックにぶら下げていった。
また野営の時だけでなく、自宅でもお茶やコーヒーを飲むために普段から使用している。
確かに陶器やステンレス製のマグに較べれば高価だけれど、恐ろしく頑丈で使い勝手もよいので、失くさない限りは一生使える逸品だと思う。
あえて欠点を挙げるとすれば、あまりにも軽量なため、屋外で中身を空にしたままにしておくと、風で飛ばされる可能性があるということくらいだろうか。

次回は野営の際に使用する、照明、明かりについて紹介したいと思う。
コメント(2) | トラックバック(0) | 旅日記前記 旅の支度 | 編集

コメント

おおおおお
チタンチタンwww

めっちゃいい色出してますね!
将来、マフラーはこんなんにしようと思ってますけど高いですよね。

コップにも色々あるんですねぇ。
今後、スポーツ用品店に行って見てみます。


リンクさせていただきました。
リンク不可の場合は連絡を下さい。

2009.10.18 | URL | 元禄V8 #wLMIWoss [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんばんは。
チタンのマグカップは本当に気に入ってます。
調子に乗って写真差し替えてみましたw

チタンマフラーは…高いですねぇ。
軽いし熱が逃げないし、格好いいしで本当に理想的な材質なんですが。
ビートに付けているのは、バカみたいに重いスチールのマフラーですけど、実用性云々よりも、排気音が官能的でほれ込んでます。

リンクについてはもちろん問題はありませんよ。

2009.10.20 | URL | 九曜玄猫 #- [ 編集 ]
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