九曜博物誌ビートで日本一周してきました。

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旅の支度 8 撮影機材編 EOS Kiss Digital X 2009.10.28

テーマ:日本一周 - ジャンル:旅行 Tag [旅日記] [] [フサ]
動画投稿サイトの旅の報告動画や、行程をリアルタイムで伝えるブログの隆盛をみると、どうやら日本一周に挑戦する人というのは、ことのほか多いらしい。
旅のスタイルは人それぞれ違うけれど、旅の写真をネットにアップして公開するという手法も、最近では珍しいものではなくなってきたように思う。

そんな、ネット上には無数にある旅の記録の中で、ちょっとくらいは人と違ったところを目指したいと思い、小生がこだわってみたもののひとつが写真だ。
写真を単なる記録物にとどめずに、眼前に広がる光景を、できるだけ自分が感じたままの姿で伝えたい。
もちろんそれは、ブログを見てくれている人に対してだけでなく、いつか自分がこの旅を振り返るときのためにも。
そう考えて、「画像」ではなく、「写真」と呼べるレベルのものを目指し、旅の途中いつもカメラを手放さず、撮影し続けてきた。

もっとも、その思惑がどの程度達成できたのかは、実際のところわからない。
むしろ自分の腕の未熟さから、歯がゆい思いをすることのほうが多かったと思う。
だから、ブログの写真を評価してくださった方には、いつかご自身で現地まで足を運んでみることをお勧めしたい。
小生の拙い写真では到底伝えきれなかった、たくさんの魅力に気づくはず。

前置きが長くなってしまったが、今回から数回に分けて、旅に連れて行ったカメラたちを紹介していきたいと思う。
使用したカメラは全部で4台で(携帯カメラは含まず)、それぞれ用途ごとに使い分けていた。
また4台とも旅のために購入したものではなく、以前から日常的に使っていたものである。

camera5.jpg
どう見てもデジカメマニアです。ほんとうに(ry





カメラは左から、
メイン canon EOS Kiss Digital X とレンズsigma18-50 F2.8 EX DC MACRO
サブ SONY Cyber-shot DSC-H5
(手前) 携行用 SONY Cyber-shot DSC-T10
(奥) 車載用 Nicon COOLPIX S500
となっている。
参考までに付け加えると、右手前のT10が、ちょうどクレジットカードと同じサイズとなる。
ちなみに、この写真は他人様のカメラをお借りして撮影したもの。

まず今回は、メインカメラとして使用していた、一眼レフのEOS kiss Digital Xについて(長いので以下KDXと略)。
基本スペックは以下のとおり。

有効画素数:1010万画素
撮像素子:APS-CサイズのCMOS
液晶:2.5インチ 23万ドット
記録メディア:CF
重量:510g

2009年現在、現行機種はKDX3なので、2世代前の機種ということになる。
小生がこのカメラを購入したのは、すでにKDX2の噂が聞こえ始めていた、2007年末。
末期モデルを処分価格で買うか、新型を待つか悩んで、結局末期モデルであるKDXを選んだわけだ。
しかし、後述する不満点のうちいくつかはKDX2で改善されているため、今にして思うとこの買い物は早計だった気もする。

このカメラの気に入っている点を挙げてみると、

・小型軽量
・高感度で撮影してもノイズが少ない
・色合いやシャープネスを細かく設定できる(ピクチャースタイル)
・シャッター音が格好良い

といったところだろうか。

まず、ボディ重量510gと、一眼としてはかなり軽くコンパクにまとまっている点を評価したい。
最近ではさらに軽い機種もあるけれど、小生がこのカメラを買った時には、AFモーターの無いニコンD40系を別にすれば、一番コンパクトで軽いデジタル一眼だったはず。
屋久島などで、自転車を使って移動する際や、荷物を背負って長時間山を歩く際には、このコンパクトさは何よりも重宝した。

続いてノイズが少ないという点について。
実際に撮影した写真を見てみると、ISO400まではノイズがほとんど気にならないレベルで、無地の壁などを写さなければ、ISO800でも普通に見られるレベルといえる。
この点が、コンパクトデジカメには無い利点のひとつで、屋内や夕暮れ時、森の中など光量が不足するシーンでも、ノイズの少ないきれいな写真を撮ることができる。
特に小生は、薄暗い洋館の内部を撮ることが多かったので、sigma18-50mmF2.8との組み合わせで、この高感度特性にはずいぶん助けられた。

色合いやシャープネスの設定については、キャノン独自の「ピクチャースタイル」という機能を使うことで、かなり詳細にカスタマイズすることができる。
具体的には、シャープネス、明るさ、色の濃さ、色合いの4つのパラメータを調整して、自分のイメージに近い表現に仕上げていくという作業になる。
もちろん個別に設定するほかにも、プリセットされた組み合わせがあらかじめ用意されているし、ネットで公開されている組み合わせをダウンロードして、追加して使うこともできる。
これらは本来ならばRAW撮影して、現像する際に調整するのが理想なのだけど、小生の場合は、持参したPCの解像度の問題で現像ソフト(DigitalPhotoProfessional)が使えなかったため、シーンによってピクチャースタイルを切り替え、基本的にはjpegで撮影していた。

あとシャッター音については、これは完全に個人の好き好き。
KDXのシャッター音は硬質で、シャキンという感じ。
エントリークラスの一眼だと、パタンとかカタンとか、気が抜けるようなシャッター音の機種が多いのだけど、個人的にこのKDXの音は気に入っていて、いかにも自分は写真を撮っているんだという気分にさせてくれる。

次に、不満を感じた点について述べてみたい。

・ファインダーが狭い
・ダイヤルやボタンの配置がいまいち
・背面液晶の視認性がよくない
・2秒タイマーが無い
・逆光撮影時の露出アルゴリズムに癖がある

先に述べたとおり、これらの不満点はKDX2以降で、ある程度は改善されているようだ。

まず一番の不満点は、ファインダーの狭さ。
これについては、ダハミラー採用によるところが大きく、小型軽量ボディという長所と背反するので、ある程度は仕方ないと思う。
しかし、それでもやはり見づらい。
カタログスペックでは視野率95、倍率0.8で、実際の見え具合は、同じくダハミラーを使っているPENTAXのK100Dあたりと較べても、狭いと思う。
KDX2以降で少しだけ改善はされたようだけど、使い心地に直結する部分なので、ここはもうちょっと力を入れて欲しい。

次にダイヤルやボタンの配置について。
まず背面のボタンが多すぎる。
ほとんど使わないようなボタンもあるので、ある程度統合して欲しいと思う。
さらに露出補正する際に、補正用のボタンを押しながら同時にダイヤルを回さなければならないのが、非常にわずらわしい。
その露出補正ボタンも、タイマーボタンに近い位置にあるので、慣れるまでは押し間違えてしまうことが多かった。
KDX2以降では液晶の大型化にともなって、ボタン類の配置も改められたけれど、このボタンを押しながらダイヤルを回すという操作はそのままのようだ。
ちなみに次回紹介する予定のH5では、ボタンを押しながらダイヤルを回す必要は無く、一度押した後で改めてダイヤル操作するという形になっている。
(さらにH5にはダイヤル自体にクリック機能があり、クリックすることで調整項目を選び、ダイヤルひとつだけで補正レベルを決めることもできる)
そちらのほうがずっと使いやすいと思う。
理想的には、露出補正用のダイヤルがもうひとつあればよいのだけど。
先のファインダーの件もあるし、PENTAXのK-7みたいにコンパクトで高機能な機種を、多少高価でもcanonが作ってくれることを期待したい。
50Dは、小生にはでかくて重過ぎる。

KDXの背面液晶は23万ドットの2.5インチ。
輝度や視野角といった液晶自体の性能はそれほど悪くはないと思うものの、表面にコーティングがされていないせいで、視認性はいまいち。
日中の屋外では、撮影した写真のチェックもちょっと厳しいくらい。
液晶ではサブカメラのH5や、カードサイズのT10にも劣っていると思う。
ただこの点は、KDX3で92万ドットの3インチになり改善された模様。

2秒タイマーが無い。
これが無いと、三脚を立ててスローシャッターで撮影したり接写したりする際に、いちいちレリーズが必要になり、不便な思いをした。
もっと古い世代の一眼レフや、コンパクトのH5ですら設定されているのに、なぜかKDXにはこの機能が無く、実装されたのはKDX2になってから。

それから露出の癖について。
KDXは、撮影する際に画面内に光源があったり逆光だったりすると、カメラが自動的に逆光と判断して、露出をプラス補正するようになっている。
問題は、この機能が働き始める条件がわかりづらいのと、補正の仕方が極端な点。
撮影対象がフレーム内のどの位置にいるかや、背景の占める割合、明るさの微妙な変化によって、露出が大きく上下してしまう。
まったく補正されずに、背景に露出が合って対象が真っ黒になってしまったかと思うと、逆に極端な露出オーバーになってしまうこともあった。
これは癖をつかむまで、ある程度慣れが必要となると思う。
ちなみに、4月にKDX2を使わせてもらう機会があったのだけど、この癖はだいぶ修正されいてて、比較的素直になっていると感じた。

続いて、このKDXに組み合わせて使っていたレンズについても、少しだけ紹介しておきたい。
旅に持っていったのは、メインのsigma18-50mm F2.8 EX DC MACROと、おまけの単焦点sigma30mm F1.4 EX DC HSMの2本。

KDXにsigma18-50mm F2.8 EX DC MACROを装着したところ。
camera1.jpg
えらく大げさな外観になってしまった。
右下はPLフィルタ。

まずsigma18-50mm F2.8 EX DC MACROについて。
購入は2008年。
焦点距離は、35mmフィルム換算で29-80mm相当で、ちょっと広角よりの3倍弱ズームといえる。
最大の特徴は、ズーム全域でF2.8が使えることで、特にテレ端の50mmで絞りを開放して撮影すれば、背景をかなり大きくぼかすことができる。
KDXの高感度特性とあわせて、薄暗い洋館の内部での撮影には、このF2.8の明るさはありがたかった。
また最短撮影距離が20cmと短いので、簡易的にマクロレンズとしても使うことも可能。
料理などを撮るのにも向いているレンズだと思う。
実はこのレンズを購入する際に、タムロンの17-50mm F2.8(A16)とどちらにするかかなり迷ったのだけど、結局この接写性能が決め手となってsigmaを選ぶことになった。
それとA16よりもマイナーであまり見かけないという点も、個人的には気に入っている。

反面、全域F2.8を実現するために大口径化しており、キットレンズと較べると相当大きくて重い。
レンズ重量が450gなので、いくら軽量なKDXといえども、合計で1kg近い重さになってしまっている。
まあAPS機専用設計だからまだこの大きさに収まっているわけで、これがフルサイズ対応だったらさらに巨大化しているだろう。

収差はそれなりに発生するけれど、キットレンズよりはずっとマシなレベル。
実は、建築を正面から撮影した写真では、微妙にゆがんでしまっているものが何枚か混じっている。
次にカメラを買い換える時には、カメラ内で収差を補正する機能を搭載した機種を買いたい。

あとは逆光に弱いという弱点もある。
夕日や朝日を撮ろうとすると、フレアやらゴーストやらが盛大に発生する。
雑誌の比較記事などを読むかぎり、この点ではA16よりも劣っているらしいので、改善を望みたいところではある。

あまり参考にはならないけれど、このsigma18-50 F2.8 EX DC MACROで撮影した写真を数点紹介しておこう。
なお焦点距離のカッコ内は35mm判換算の数値。

鹿児島県 唐芋ワールドのモンブラン
sample1.jpg
1/50 F2.8 ISO100 50mm(80mm)

北海道 旧日本郵船小樽支店のタングステン電球
sample2.jpg
1/500 F2.8 ISO400 50mm(80mm)

福島県 尾瀬燧裏林道の沢
sample3.jpg
1/2 F11 ISO100 50mm(80mm)三脚使用

北海道 士幌線廃線跡
sample4.jpg
1/60 F5 ISO200 18mm(28.8mm)

続いて、二つ目のレンズsigma30mm F1.4 EX DC HSMについて。
KDXに装着するとこんな感じ。
camera3.jpg
ボディの大きさを考えると、KDXに似合うレンズはこれくらいのサイズまでだと思う。
重量は400g。

このレンズを購入したのも2008年のことで、先に紹介した17-50mmF2.8より先に入手している。
焦点距離は、35mm換算で48mm相当となり、区分としては標準レンズにはいる。
単焦点レンズのためズームはできず、フレーミングにあわせて自分が動かなければならない。
その分開放絞り値はF1.4と、先の17-50mmF2.8よりもさらに明るく、また描写性能も上。

AFモーターにHSMという超音波モーターを採用しているため、合焦が早いのが特徴。
クコココ、という独特の駆動音とともに、小気味よくピントがあう。
(ちなみに18-50mmF2.8の合焦は、遅くはないもののギュイギュイと結構にぎやかな音がする)

一方で、最短撮影距離は40cmと長く、接写には使えない。
まあこれはそういう使い方をするレンズではない、という設計思想なのだろう。

本来その明るさを生かして、室内でポートレートを撮るつもりで購入したレンズだけど、気に入っているし、せっかくなので旅に連れて行くことにした。
ただ普通、ズームレンズを持っていれば、わざわざ長旅に持って行くようなレンズではないと思う。
案の定というか、なんというか、F1.4を生かして撮影するような機会はあまりなかった。
これを使ったのは屋久島くらいだろうか。

sigma30mm F1.4 EX DC HSMを使って撮影した写真は次のとおり。

鹿児島県 屋久島 縄文杉
sample5.jpg
1/25 F5.6 ISO200 30mm(48mm)

鹿児島県 屋久島 大株歩道
sample6.jpg
1/60 F2.8 ISO200 30mm(48mm)

鹿児島県 屋久島 大株歩道
sample7.jpg
1/125 F1.6 ISO200 30mm(48mm)

自宅 あくびをするフサ(出発前に撮影)
sample8.jpg
1/500 F1.4 ISO400 30mm(48mm)

今回の旅では出番が少なかったけれど、撮影していてとにかく楽しいレンズなので、また今度、紅葉の撮影に連れて行きたい。

旅に連れて行ったこの2本のレンズは、個人的にとても気に入っている。
おそらくカメラ本体はこれから先買い換えることになるだろうけれど、このレンズは手放すつもりはない。
これからも末永く使い続けていきたいと思う。

次回はサブ機のSONY Cyber-shot DSC-H5について紹介する予定。

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