九曜博物誌ビートで日本一周してきました。

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旅の覚え書き 1 2010.07.13

テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行 Tag [ビート] [日本一周] [旅日記]
気がつけば、もう7月。
東海地方ではまだ梅雨はあけていないけれど、紫陽花もそろそろ見ごろを過ぎて、本格的な夏の訪れが近いことがうかがえる。

IMG_7176.jpg
職場の敷地に咲いていたガクアジサイ。
雨に煙る風景のなかで、深いブルーが目に鮮やかだった。

思い返せば、去年の今頃はちょうど北海道を旅していた時期であり、あれからもう一年も経つのかと思うと、時間の流れの速さに愕然としてしまう。
去年の北海道では、記録的な天候不順のために、雨の中で四苦八苦していた印象ばかりが残っているけれど、天気予報を見る限りでは、どうやら今年の7月も雨や曇りの日が続いているらしい。
北海道には梅雨が無い、という言葉も、最近ではあてにならなくなりつつあるようだ。
これも温暖化の影響かもしれない。

それは兎に角として。
今回と次回の2回にわたり、ビートで日本一周するにあたって、小生が影響を受けた書籍や、参考にさせていただいたサイトを紹介しておきたい。
普通こういう紹介は、出発や帰還から一周年などといった伏目にやるのかもしれないけれど、いつもアニバーサリィを忘れがちな小生にとっては、これくらいの唐突さがお似合いだと思う。




まずは書籍から。
(引用文の改行は小生によるもの)

60年代のヨーロッパの若者たちは、VWのヴァンやシトローエンの2CVで、よく世界旅行をしたものである。
世界とまではいわないが、いまの日本の若者たちに、ビートのようなクルマに乗って、たっぷり時間をかけて日本一周旅行をしたらどうだと提案したい。
勉強好きで、知的な若者にはぜひともこういうクルマに乗ってほしいものだ。

私もビートを見ていると、このクルマに乗って、ふらっと2週間ばかり旅に出てみたくなる。
いわゆるロマンのあるクルマ、夢のあるクルマというのは、ビートのようなクルマを指すのだろう。
(徳大寺有恒 「間違いだらけのクルマ選び 95年版」 草思社 1994年12月発行 p.114)


徳大寺有恒の「間違いだらけ~」はベストセラーとして有名なので、知っている方も多いと思う。
氏は同著の各版において、ビートが絶版になるまで絶賛し続けていた。

あと二〇歳、いや、十五歳若かったら、僕はビートでぜひ日本一周の旅に出てみたい。
それも、高速道路はいっさい使わないと決める。
ホテルや旅館には泊まらない、キャンプか車中泊のみ、なんてストイックな条件をつけてもいい。

フル装備全自動の楽チンな国産サルーンを使えば、日本一周ドライブなんか、べつになんの刺激も面白みもないだろう。
ところが、ビートだと、これはもう立派な冒険といえるのではないか。

冒険というと、すぐにチョモランマだの、アマゾンだの、南極だのと考えてしまいがちだが、それは大間違いだ。
一流のクライマーが、ボンベを使わず、わざと無酸素で山に登るように、あるいは、わざと天候の厳しい北壁を選ぶように、なんらかの”マイナス要素”を背負っていけば、冒険はごく身近でもできる。
当然、日本でだって、いくらでもできる。

オプションのトランクキャリアに旅支度をくくりつけ、ビートでひたすら一般の道をゆく日本一周のグランドツーリング、なんて、素敵だと思うんだけど。
(下野康史 「カルト・カーがぜったい!」 マガジンハウス 1995年5月発行 p.195)



こちらは、自身もビート乗りである下野氏の、マニア受けするカルト・カーばかりを集めた自動車評論集、というほどお堅い内容ではなく、むしろエッセイ集といった感じの本。
掲載されている車は、ビート以外にもCR-Xデルソルセラなど、錚々たる顔ぶれがそろっていて、斜め読みしているだけで楽しくなってしまう。

もちろん、これらの書籍の中で、ビートによる日本一周の旅について触れられていたからといって、すぐに、では自分が挑戦してみよう、なんて考えたわけではない。
直接的なきっかけとしては、キャンプ道具や自転車などが、自分の周囲に蓄積されていくにつれて、これだけの装備があれば、かなり長期間の旅にも出かけられるだろうな、とふと思ってしまったのが大きい。
はじめに日本一周という目的ありき、なのではなく、それができるだけの道具があったから、じゃあやってみようか、という運びになったわけだ。
このあたりの本末転倒ぶりも、小生らしいといえば、らしいのかもしれない。
ただ、ずっと昔に読んだ上の二つの文章が忘れられずに、頭の片隅に残っていたのは事実で、旅の準備を進めているときにも何度か読み返していた。

それから旅とは関係ないけれど、森博嗣先生のweb日記をまとめた著作である「MORILOG ACADEMY」にもさまざまな点で影響を受けている。
直接的には、数日遅れで毎日休まずに長文の日記をwebへアップするという手法がそうだし(小生は旅日記の部分だけだったけれど)、また、もっと抽象的な部分、ものの見方とか考え方についても影響を受けたところは大きい。
小生にとっては、森先生といえば、大学教員としてよりも、作家としてよりも、まず一流のモデラとして、そしてビート乗りとして、大きな存在なのだ。



追記

旅の思い出語りついでに、最近判明した事実をひとつ。
去年の6月、旅の途中で立ち寄った尾瀬で、3階のW氏そっくりな方をお見かけしたことについて少し触れた。
それ以来、あれは本当にW氏だったのかどうか、ずっと頭の片隅にひっかかっていたのだけど、ついこの間、とある機会にご本人に直接お会いして確認することができた。
それによると、間違いなくご本人とのことで、非常に驚くと同時に、一年越しの疑問が氷解してすっきり。
同じ職場で働いていた愛知県在住の二人が、たまたま尾瀬で出くわすという偶然なんて、そうそうあるものではないだろう。

…と思ったのだけど、振り返ってみると、秋葉原のボークスでドルフィーの物色に夢中になっているところを、これまた職場の人に目撃されていて、うわぁぁああ!、と頭を抱えたこともあるし、最近では、例の元旦の車載動画の件もあるので、そういう偶然というのも案外ありえるのかもしれない。
まあこんな具合に、どこで誰に出くわすかわからないし、旅の恥はかき捨てなんて言って迂闊なことをするべきではない、という教訓だろう。










コメント(4) | トラックバック(0) | 旅日記後記 旅の始末 | 編集

コメント

ども。
これを見ると旅に行きたくなってしまう…
というか今年は東京から山口まで青春18きっぷで帰ります。ながらも取れましたし。

ボークスwwwwwwwww
あそこに行くということは物色しに行くと同然!

2010.07.13 | URL | 元禄V8 #wLMIWoss [ 編集 ]

Re: タイトルなし

お返事遅くなってしまいごめんなさい。
しばらく夏風邪で寝込んでいました。

青春18きっぷ!
ムーンライトながら!
いや、懐かしいです。
昔、自分も夏コミやワンフェスに行く時によく利用していました。

しかし山口まではさすがに遠いですよね。
大垣から先は、どうするんですか?

ドルフィーは実物を見ていると、だんだん欲しくなってきますよ。
知り合いにオーナーがいるので、機会があれば撮影だけでもしてみたいんですけどね。

2010.07.18 | URL | 九曜玄猫 #- [ 編集 ]

ども
相方と決めた結果、大垣から先は普通列車で米原、
米原からは新快速で姫路、姫路から岡山か福山までは新幹線。
そのあとはまた鈍行ですw

当然東京への帰り道は深夜バスですwwww

2010.07.19 | URL | 元禄V8 #wLMIWoss [ 編集 ]

Re: タイトルなし

青春18きっぷ何枚使うつもりですか?w
それだけの距離を鉄道乗り継ぎで移動とは、なかば趣味の領域ですなぁ

コストパフォーマンス重視なら、やはり夜行バスでしょうね。
意外な手段としては北九州からフェリーも出てますが、結構高いし。

2010.07.21 | URL | 九曜玄猫 #- [ 編集 ]
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